VBAでグラフに任意の名前をつける場合

VBAでグラフに名前をつけるときの注意点など。

ActiveSheet.ChartObjects(1).Name = "温度変化のグラフ"

だけではなくて、

ActiveChart.Parent.Name = "温度変化のグラフ"

というように書くこともできる。なにが便利か、ってグラフを生成しながら名前をつけていく場合に便利。グラフに与えられる番号がわからなくなってしまう場合でも、現在操作しているActiveChartから指定できるのがいい。

ちなみに、ChartObjectsオブジェクトのややこしいところは、その下位にChartというオブジェクトがあるところ。ChartObjectはグラフの枠全体を示し、その下位オブジェクトにあたるChartではグラフそのものを示していると覚えておくとよい。
もっと言えばChartにもName属性はあるが、Chart.Nameでは値を受け取るだけで書き込むことができない。